家事してるつもりの夫にイライラ!家事を認識してもらうことから始めました。

「夫が家事をしてくれなくてイライラ」している方に向けてかいた記事です。イライラが減るきっかけになればいいなと思っています。

目次

夫は家事をしてくれない!

夫は、本当に本当に家事は何もしませんでした。「私は家政婦じゃない!」「私はあなたのお母さんじゃない!」と何度も思ったし、言っても言ってもわかってくれない!という気持ちでいっぱいでした。家事を書き出し、夫と話し合った結果、家事へのストレスが減り、夫も痒い所に手が届く〜という感じで家事をしてくれるようになりました。

夫は涼しい顔をしてスマホを見ているのに、私は「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」といつも焦っている気持ちでイライラしていました。

黒川伊保子さんの「夫のトリセツ」を読んだり、市の女性相談窓口に相談したりすると、夫は絶対に「わかってほしい」は伝わらず、諦めずにいい続けるしかないとわかりました。しかし、都度都度言うと喧嘩になります。感情的になり、結果何も伝わりません。

そんな時思いついたのが、「家事の見える化」でした。しなきゃいけないことに追われ、優先度も全体感もわからないことから不安が募り、イライラしているのかなと思ったのです。

思いついた家事だけでも約160個!

なんと、家事を書き出すと、約160個!かかる時間や頻度はメチャクチャですが、たくさんありました。

洗濯子供洗面所トイレキッチン
挨拶
カーテン窓を開ける
弁当準備
お湯を沸かす
寝具の整頓
朝ごはんの用意
時間管理
昼夜ご飯の仕込み
お米を研ぐ
パジャマを畳む
部屋の温度や湿度調整
家族の体調確認
Yシャツの襟を洗う
洗濯機のフィルター掃除
洗剤などの在庫管理
詰め替え
洗濯機の掃除
干す
取り込む
たたむ
それぞれの保管場所へ
洗濯機の横や下の掃除
天気やTPOに合わせ服えらび
今日すること確認
手や顔を洗う
トイレへ誘導
おむつ替え
借りる絵本を考える
愛情バランス確認
成長に合わせたおもちゃ考える
おもちゃの所在管理片付け
おもちゃの置き場所考える
在庫管理
成長、季節に合わせた服
幼稚園の行事
体温測る
保育園の連絡アプリ
排水溝掃除
鏡拭く
ハンドソープ在庫管理
タオル変える
蛇口磨く
床ふく
コロコロ
換気扇の掃除
歯ブラシの在庫管理
歯磨き粉の在庫管理
フロスの在庫管理
クリーム系の在庫管理
シャンプー系の在庫管理
ブラシの掃除
洗面台の掃除
掃除(床、便器)
タオル変える
トイレットペーパーの在庫管理
掃除道具の在庫管理
掃除道具の掃除
水タンクの掃除
排水溝の掃除
冷蔵庫の掃除
食器の漂白
水筒の除菌
洗い物
食器をしまう
ふきんを変える
レンジの掃除
氷を作る
コーヒーメーカーの掃除
レンジフードの掃除
洗剤の在庫管理
壁や床の掃除
ポットの洗浄
ガスコンロの掃除
シンクの掃除
料理お風呂掃除日々雑用ゴミ季節ごと
メニューを考える
在庫管理
買い物にいく
コープの注文を考える
消費期限の管理
テーブルを片付ける
テーブルをふく
配膳
麦茶を沸かす
豊穣をとづ
まな板の除菌
子どもの成長に合わせた料理
ビールの在庫管理
幼稚園や保育園のランチと被らないか確認
鏡をふく
バスタブ掃除
床掃除
扉の上の隙間の掃除
蓋の掃除
シャンプーなどのつめかえ
掃除道具の状態確認
掃除道具の在庫管理
髪の毛をとる
カビ防止
お湯を入れる
お風呂のマットを洗う
温度湿度管理
おもちゃの手入れ
おもちゃを片付ける
掃除機
ゴミ拾い
コロコロ
クイックルワイパー
雑巾掛け
窓拭き
ベランダをはく
玄関の掃除
扉をふく
マットを洗う
換気口の掃除
整理の場所を考える
寝具の下の掃除
箪笥の後ろの掃除
靴磨き
防水スプレー
夫の服のヨレヨレ具合みる
除湿剤管理
郵便をとる
アイロン
加湿器に水を入れる
繕い
アイロンの水を入れる
壊れたおもちゃを捨てる
壊れたおもちゃを直す
車の掃除
ガソリンを入れる
子どもが開けたドアを閉める
子どもがつけた電気を消す
ゴミ袋を買う
ゴミ袋をゴミ箱にセット
ゴミ箱を洗う
ゴミ出し
ペットボトルのラベルを剥がす
段ボールを潰す
ゴミをまとめる
書類などを確認して捨てるものを選定する
子どもの制作物が増えてきたら捨てる
衣替え
いらない服を売るおr捨てる
帰省の予定を考える
おみやげ買う
母の日などのプレゼントを考える
お年玉の準備
防災グッズの管理
土日などの遊びの計画
子どもや夫、私の予定調整

夫の感想

見せた時の夫の感想は、「こんなにあるんだね」でした。やや他人事でしたが、やっと、やっと、大変だと気付いたようでした。

夫は、家事をしているつもりでした。
まとめられ、玄関に置かれたゴミをゴミ捨て場に持っていってくれてはいました。それで、夫はゴミ捨てをしている気満々、イクメンと思っている感じでした。ゴミ捨てにもゴミを集める、ゴミ袋のセット、ゴミ袋を買う、ゴミ箱を洗うなどの過程があることは、意識していなかったので、紙に書かれてやっと意識したようでした。

夫は、悪気があって家事をしないわけではなく、本当にわかってないだけだったのです。

夫ができること

夫も悪気があったわけではなかったので、160の家事のうち、夫ができることは何か話し合いました。

  • お風呂掃除
    元々お風呂掃除は任せていました。合わせて、掃除道具の在庫管理やドアの上の埃をとることや洗面所の床の掃除、鏡の掃除、カビ防止も月や曜日を決めてしてもらうようにしました。
  • ドアを閉める
    地味なのですが、子どもがドアを開けっぱなし、風でドアが全開になる、私がついつい開けっぱなしにした場合、夫は、絶対に閉めませんでした。開けている理由があるのかなと思っていたのかもしれません。が、エアコンが付いている場合は閉めるとか、子どもが寝室で寝ている時は、泣き声が聞こえないと困るから少しだけ開けておくなど、きちんと理由を話し、認識を共有しました。
    ほんと、ドアを閉めてくれるようになり、めちゃくちゃストレスが減りました。
  • 食べたいメニューを毎月5つ考える
    夫が通勤時に旬のメニューとか検索して、毎月5つ考えてくれるようになりました。「蕗のとう」とか言われても作れないものもありますが、何もないところから考えるより、5つのメニューを土台として、メニューを組み立てる方がはるかに楽でした。自分で「旬の野菜」とか検索する手間が省け、会話に旬の食べ物の話をしたりして子どもにもいい影響がありました。
  • 予定を共有する
    私が子どもたちの予定を把握して、口頭で夫に伝えていました。しかし「こないだ言ったでしょ!」「聞いていない」の繰り返し。毎月最終日曜日の夜、来月の予定を話し合うようにしました。色々アプリを試しましたが、Googleカレンダーのファミリーカレンダーに今は落ち着いています。
    子どもが3人に増え、月に10日くらいは誰かが病気でイレギュラーばかりでも、お互い予定を共有しておくと、頼めること、無理なことが把握できて、「どうしよう」と思うことが減りました。
  • 自分の在庫管理は申告する
    夫用のシャンプーの詰め替え用や洗剤の詰め替え用がが残り一個になったことに気がついたら、申告してもらうルールにしました。私のところに情報が集まってくると、他の買い物とまとめて買い物ができ、無駄やストレスが減ります。ちょっとしたことですが、「洗剤がなくなったー」と言われたら、すぐにネット注文かスーパーに買いに行かなきゃ!と焦ることが減りイライラも減りました。

家事の見直し

時短家電を使う、やる頻度を明確にするなど、負担感を減らす工夫を一緒に考えました。子どもが3人に増え、夫が家事をしても、手が足りない状況になり、やらない家事を考えました。

  • パナソニックのドラム式洗剤自動投入の洗濯乾燥機購入
    ズボラなので、すぐ壊してしまうかもと思ってなかなか買えませんでしたが、ママ友の「乾燥機なしの生活には戻れない」という口コミを聞いて、思い切って買いました。乾燥できないものは干しますが、洗濯を干す時間がなくなり、子どもに向き合う時間が増えたことはとても良かったです。
  • 食洗機フル活用
    夜だけ食洗機を使うようにしていましたが、朝も使うようにしました。朝お皿を洗って、拭いて、しまっての工程がなくなると手荒れも減りました。
  • お昼ご飯はお弁当
    夫は元々お弁当を作っていたのですが、休日家族全員分や日々自分のお弁当も毎日作るようにしました。
    昼ごはん作る時間が要らなくなり、しかも公園などで食べると机を拭いたり食べこぼしを拭いたりしなくてよくなり、しかも、子供は喜び、とても有意義な時間を持てるようになりました。
  • エアコンの掃除、換気扇の掃除を外注
    家事の見直しとは少し違いますが、「すごく汚れているのではないか」という不安がなくなり、イライラが減りました。汚れ具合や汚れの特徴、次の掃除のタイミングなどを教えてもらい、わからない不安から解放されました。
  • 換気口、お風呂のカビ防止、防災グッズの見直しなどのルール化
    毎日じゃなく定期的にやったほうがいいけど、面倒なことありますよね。換気口は3ヶ月に1回、防災グッズは9月の最初の日曜日など、ルール化し、Googleファミリーカレンダーに書き込みました。「気づいた人がやる」だと、やらなきゃやらなきゃと焦ってしまいます。決めてしまうと、「私の記憶」に頼らなくて良くなったので、他のことに意識を向けられる余裕が出ました。

家事の洗い出しをもとに夫婦で話し合うことがポイント

私は私の大変さをわかって欲しい、なぜわからないの!という気持ちでいっぱいでした。
そして、感情的な言葉は、夫には何も伝わりませんでした。

少し面倒ですが、家事を書き出し、夫に突きつけると、やっと気づくことが多かったです。
それをもとに、夫婦で話し合う過程がとても大切だと思います。
何が不満でストレスか、どの家事なら夫はできるか、夫はどうでもいいけど妻は大事と思っている家事は何か、やらなくてもいい家事は何かなど、夫婦で話し合ってみると、家事のやらされ感が減り、夫もやるべき家事の全体感を把握してくれました。

「夫が家事をしてくれなくてイライラ」している方のイライラを減らすヒントになれば幸いです。

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