我が家の幼稚園選び(選び方テンプレートあり)

長女の幼稚園選びのとき、初めてのことだし、子供の人生を決める責任重大なイベントで、とても悩みました。

なかなか自分ごととして考えてくれない夫、感覚的なことばかり言ってうまく伝えられない私。
何度も言い合いをしました。
結果的に、話し合いをして決めて良かったと思います。話し合う過程でより仲良くなった気がします。

幼稚園を選んだプロセスと判断した材料について書いています。
これから幼稚園選びをするけど、どんなスケジュールでどんなことを考えれば決められるのか悩んでいる人の参考になったらいいなと思っています。

目次

幼稚園選びのスケジュール

夫を幼稚園選びに参加させ、一緒に子供の人生の重大イベントを決めるに至った過程を紹介します。
どんな幼稚園でもいいところも悪いところもあると思います。
私は、夫婦で納得のいく幼稚園選びをする過程が、入園後、夫婦の価値観の不一致や後悔をなくすと思うので、夫婦で話し合って決めることをお勧めします。

STEP
2歳の春〜夏ごろに情報収集、事前調査

区役所や市役所で情報を得たり、サイト検索し近隣の幼稚園のホームページや口コミサイトを見たりしました。ママ友からもヒアリングしました。また、Eテレの「すくすく子育て」などにも出演されていた汐見稔幸先生や大豆生田啓友先生が書いた『いま、幼稚園を選ぶ』などの本を読んで幼稚園を選ぶ基準を考えました。

STEP
2歳お盆ごろ、夫と園選びMTGキックオフ

夫と話し合いました。幼稚園選びの表を作り、比較してみたりしました。
後述しますが、意外と時間がかかります。

STEP
2歳秋ごろ見学

5園ほど見学しました。子どもがどんな様子か、先生がどんな様子か、園児がどんな様子か、保護者がどんな人が多いのかなど、直感でわかることがたくさんありました。

STEP
年末年始、夫と悩む

比較表や見学での印象などをもとに、話し合いました。

STEP
年始、夫も幼稚園見学し、決定!2月にプレ幼稚園申し込み

「ここに行かせよう」と決めた園は夫にも見学してもらい、納得してもらいました。

2歳の春〜夏ごろに情報収集、事前調査

幼稚園選びの判断材料となる情報を集めました。
私も夫も「幼稚園選び」は初めてなので、2人で話しても何がいいか判断できません。

  1. 幼稚園選びの本
    いま、幼稚園を選ぶ』 Eテレの「すくすく子育て」に出演されていた汐見稔幸先生、大豆生田啓友先生の著書
  2. 幼稚園に通っている子のママからの情報
    隣に公園がある幼稚園が多く、徒歩通園のママたちは、9時に幼稚園に送った後、下の子を隣の公園で遊ばせていました。

    私も9時過ぎに子どもと公園に行き、「上のお子さんが、ここの幼稚園に通っているんですか?この幼稚園を検討しているんですけど、どうですか?」などと聞きました。

    「保護者会が今年からなくなったのよねー」「雨の日は、園の中で年少から年長まで一緒に遊ぶようになったのよねー」など、HPにも載る前の最新情報が知れました
    また、保護者の印象が知れました。意外と保護者の印象は重要で、同じような子育て観を持った親がいる幼稚園がいいなと思いました。
  3. ネット検索
    ホームページの情報や口コミサイトの情報などを見ました。
    「幼稚園の選び方」とGoogle検索して、何を基準に選んだかも調べました。
    情報が古かったり、条件面(近い、安いなど)の重要性の記事が多かったりした印象です。
  4. 区役所や市役所の窓口
    幼稚園一覧がおいてあり、近くの幼稚園の全体感が把握できました。

2歳お盆ごろ、夫と園選びMTGキックオフ

本を読み、幼稚園ママの話を聞き、ネット検索した話を夫に話しても、「ふーん、そうなのかー」と他人事みたいな返事。「もぉー話にならない」とイライラしました。

そういう時は、いつも我が家は、そもそも論から始めます。

  1. 子どもがどんな子に育って欲しいか
  2. 老後に振り返ってどんな幼稚園の思い出を語りたいか

あるべき幼稚園生活のイメージを共有した後、実際にいかせたい幼稚園をピックアップして基本情報を一覧にし比較しました。項目だけでも夫は何を比較し、何を考えるのかわかったようで、自らリストを埋めてくれました。

テンプレートを載せるので、もしよければやってみてください。

リンク先はこちら
幼稚園選びのテンプレート

2歳秋ごろ見学 <見学でチェックすべきポイント>

近隣の幼稚園20園ほどありましたが、5つだけ見学に行きました。先輩ママから行きすぎると迷って決められないという声もあり、我が家は、徒歩圏2園、先輩ママの口コミNo.1園、その他気になった園2園見に行きました。

ポイント1:園児が挨拶してくれるか。
 園に行き、見学の後、園庭で遊んでいると、「こんにちは」「一緒に遊ぼう」と声をかけてくれる園がありました。反対にすれ違っても無反応な園もありました。ママ友からの情報や公園で遊んでいる様子を観察すると後者の子供達は、幼稚園のルールが厳しくて幼稚園ではきちんとしているけれど、帰ってきてから暴れる・・・みたいな感じでした。公園でママさんたちにあっても、無視され、私には合わないなと思いました。

ポイント2:我が子が楽しそうか
 見学に行き、どの園でも少しの時間遊ばせてもらいました。うちの子は、どの園でも楽しそうに遊んだのですが、1つの園では本当に楽しそうに泥遊びをし、夢中でした。条件面では迷っていたのですが、結果的に、その園に行かせたいと思うようになりました。

ポイント3:園児の数は安定しているか
 幼稚園がつぶれるということはあまり想像しないかもしれませんが、なくなることもあります。私たちの住んでいる地域では2021年、2022年に1園ずつ閉園を決めました。園児の数が近隣園に比べ著しく少ない場合は、数年後に閉園になる可能性があります。「出身園がなくなる」「下の子が別の園になってしまう」ということになってしまいます。
我が家が決め、プレ幼稚園に通っていた幼稚園は、入園半年前に、3年後に閉園することが決まりました。弟が別の園になるのは嫌だったので、結果的に二番目にいいなと思った園に入園しました。

年始、夫も幼稚園見学し、決定!

最終的にはパパにも見学してもらい、気になるポイントはないか確認してもらったり、園の方針を園長先生に説明してもらったりしました。

実際行ってみると、パパも実感が湧き、だんだん父親らしくなってきました。ママの役割として、パパは父親になるための演出も大事だと思っています。

我が家が娘の幼稚園を決めたポイント

色々考えた結果、1番は家から近いことです。(えーそんなのー、という感じですが)

一緒に歩いて、「たんぽぽ咲いているね」「ダンゴムシがいたね」「雨の日は大変だね」など、娘の幼稚園時代の思い出をたくさん作りたかったからです。何気なく母と共に歩いた思い出は、将来娘の心の支えになるのではないかと考えました。私自身、働いていた母の代わりに祖母と共に獅子舞を追いかけた経験や猫を探した経験などが、心の奥の温かい記憶となっています。

もう1つは、娘が大好きな工作をすることを大切にしている園だったからです。娘は泥だんご、ねんど、ハサミで工作など大好きです。「セロテープを貼るけどうまく行かない、次はこうしてみよう」など、工作を通して「創意工夫」「探究心」など、工作という世界の中で色々経験し、自ら発見していくことは娘に合っているのではないかと思いました。

最後に

幼稚園に求めるものは、家族ごと、子供ごとに違うと思います。
夫婦で子供のために、と話し合う過程はどの家庭でもあると思います。
けれど、何を話し合うか、幼稚園のイメージはパパもママも初めてでよくわかりません。

幼稚園選び方のテンプレートをきっかけに、ご家族ごとに話し合うきっかけにしていただければいいなと思っています。

リンク先はこちら 
幼稚園選びのテンプレート

好きこそものの上手なれ

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